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- 🥇 Dashlane:セキュリティ機能とカスタマーサポートがLastPassより優秀。パスワード変更ツールはLastPassより多くのサイトに対応していて、便利なVPN(仮想プライベートネットワーク)付きです。2021年最高のパスワードマネージャー第1位にランクインしています。今すぐDashlaneを試すならこちら >
LastPassは魅力の多いサービスです。強力なセキュリティ対策でデータを守り、便利な機能も多く、ダッシュボードは使いやすい設計です。
しかしLastPassは最近、無料プランを大幅に変更してしまいました。以前はすべての端末でLastPassのデータを同期できたのですが、現在はモバイル(Android・iOSのスマホ、タブレット、スマートウォッチ)またはパソコン(Windows、Mac、Windowsのタブレット)のいずれかでしか同期できないのです。
無料プランがこのように変更されたため、読者の皆さまからLastPassのプレミアムプランにアップグレードすべきか、それとも別のパスワードマネージャーに乗り換えるべきかというお問い合わせをいただいております。そこで今回、LastPassを他のおすすめのパスワードマネージャーと比較し、アップグレードする価値があるのか検討しました。
もちろん、LastPassは現在も素晴らしいパスワードマネージャーですが、ニーズによっては他社サービスの方が適している場合もあります。
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LastPassは現在も最高のパスワードマネージャーの1つでしょうか?
LastPassは高度なセキュリティ対策でデータを守るパスワード管理サービスで、便利な機能もあり、ダッシュボードは使いやすい設計です。
LastPassは以下のような特長があります。
- ハッキングが不可能なAES 256ビット暗号化
端末レベルでユーザーデータが暗号化されます。 - 多数の2段階認証(2FA)オプション
認証アプリや生体ログインを含みます。 - パスワードを安全に共有
無料プランでは1人のユーザーと、プレミアムプランでは多人数とパスワードを共有できます。 - パスワードのセキュリティ審査・基本的なダークウェブのモニタリング
パスワードの強度を素早くチェックします。 - パスワードの自動変更機能
約75件の対応サイトでパスワードを自動的に変更できます。 - アカウントの復元方法が多い
マスターパスワードを忘れてしまった場合、アカウントを復元する方法が複数あるので安心です。
ログイン情報やフォームの保存・自動入力など、LastPassの機能はすべてしっかり動作し、高度なツールも便利で使いやすく、約束通り機能します。
LastPass以外のツールを利用したい理由は?
LastPassはいくつか欠点がありますから、他のパスワードマネージャーを検討するユーザーもいらっしゃるでしょう。
LastPassには以下のようなデメリットがあります。
- ローカル端末にデータを同期できない。
- パスワードの共有に制約がある。
- 無料版ではモバイルとパソコンのいずれかでしかデータを同期できない。
- ウェブアプリは時代遅れの印象(少し使いにくい)。
- 他社のような追加機能がない(リアルタイムでダークウェブをモニタリングしたり、ボルトを隠したりなど)。
- カスタマーサポートに問い合わせにくい。
- 過去にサーバーからデータが漏えいしたことがある。
このような欠点があるLastPassですが、このパスワードマネージャーは2021年におすすめのサービスの1つです。しかし、これまでにデータが漏えいしたことのないパスワードマネージャーが欲しい場合や、より高度な機能やより良い無料プランがあったり、LastPassより使いやすいサービスを利用したい場合は以下のサービスをご検討ください。
🥇1. Dashlane:2021年に一番おすすめのLastPassの代替サービス
DashlaneがLastPassより優れている理由はいくつかあります。LastPassよりセキュリティ機能が優れていて追加ツールも多く、カスタマーサポートの対応が良いのです。
DashlaneとLastPassは共通点もたくさんあります。どちらも基本的なパスワードの管理機能(パスワードの生成・保存・自動入力)は優秀ですし、2段階認証、パスワードのセキュリティ審査、1GB分の暗号化されたストレージなどはほとんど同じです。
一方、DashlaneはLastPassより優れた機能をたくさん提供しています。
- 設定可能な緊急アクセス
Dashlaneでは緊急連絡先がすべてのパスワードを見られるようにするか、一部のパスワードだけにするか選択できるのに対して、LastPassの緊急アクセス機能ではボルト全体にアクセスできるようになってしまいます。 - より多くのユーザーとパスワードを共有
Dashlaneではいくつでもパスワードを共有でき、共有するユーザー数も無制限です。LastPassでは最大30人のユーザーとしかパスワードを共有できません。 - より多くのサイトでパスワードを自動変更
Dashlaneのパスワード変更機能は300件以上のサイトに対応していて、複数のパスワードを同時に変更できます。LastPassだと、70件のサイトにしか対応していませんし、1つひとつ変更しなければならないので面倒です。ただし、LastPassはフェイスブックやツイッターなどのサイトに対応していますが、Dashlaneはこれらのサイトには対応していません。 - より強力なダークウェブのモニタリング
Dashlaneではダークウェブの監視が専門のスタッフが作成した独自のデータベースを使ってデータ漏えいを発見していますが、LastPassはサードパーティのデータベース(Enzoic)しか使っていません。
LastPassよりDashlaneを選びたいもう1つの理由は、Dashlaneは高性能の仮想プライベートネットワーク(VPN)を提供しているからです。VPN付きのパスワードマネージャーはDashlaneだけです。VPNは安全でデータ通信量は無制限ですし、スピードテストでも優秀なパフォーマンスでした。
しかし、LastPassの方がアカウントの復元オプションは多く、優れた無料プランもあります。Dashlaneは現在、デスクトップアプリからウェブアプリに移行中なので、LastPassの方が使いやすいでしょう。
まとめ:
Dashlaneのプレミアムプランは業界最高のパスワードマネージャーです。とても安全で便利な機能が満載ですし、パスワードの共有、ダークウェブのモニタリング、緊急アクセスなどはLastPassより優れています。さらに、Dashlaneは唯一のVPN付きパスワードマネージャーなのも注目ポイントでしょう(通信量は無制限で比較的高速です)。Dashlaneプレミアムプランと家族プラン(最大6人が利用可能)は安心の30日返金保証付きです。
🥈2. 1Password:LastPassより優れたセキュリティ機能(家族プランも最高)
1PasswordはLastPassよりセキュリティ機能が多く、家族プランも魅力的です。さらに、1Passwordは過去にデータが漏えいしたことはありませんし、カスタマーサポートもLastPassより対応が良いでしょう。1人用のプランはLastPassよりわずかに低価格です。
1PasswordにはLastPassにはないセキュリティ機能がいくつかあります。
- 34桁のシークレットキー
1Passwordはマスターパスワードとシークレットキーを使ってユーザーデータを暗号化・復号化しています(LastPassはマスターパスワードだけです)。 - ローカルでデータを同期
セキュリティ対策を優先したいユーザーは、1Passwordの安全なクラウドではなくローカルWi-Fiネットワークでデータを同期できることが嬉しいですね。 - トラベルモード
入国審査官に機密のアカウントを見られないように、特定のログイン情報やボルトを隠しておくことができます。 - バーチャル支払いカード(アメリカのみ)
バーチャルプロキシカードを作成し、限度額を設定できます(企業にユーザーデータを記録されないよう対策するためにも有用です)。
また、1Passwordの家族プランは業界で最高の家族プランの1つだということが分かりました。共有ボルトや家族管理ダッシュボードが利用でき、6人のユーザーが利用できます。また、少額の手数料を払えばユーザーをいくらでも追加でき、ここまで柔軟なパスワードマネージャーは他にありません。
アカウントの復元オプションはLastPassの方が良いでしょう(1Passwordだと1つの方法でしかアカウントを復元できません)。また、LastPassは無料プランでもパスワードの自動変更機能を利用できます。1Passwordは無料プランがありませんし、パスワードを自動で変更することもできません。使いやすさに関してもLastPassの方がわずかに勝っていると思いますが、1Passwordも使いやすいでしょう。
まとめ:
1PasswordはLastPassよりセキュリティ機能と追加機能が多く、家族プランも1Passwordの方が魅力的です。1Passwordはローカルネットワークでデータを同期でき、ボルトを隠せるトラベルモードがあるのが気に入りました。また、家族プランでは何人でもユーザーを追加できるのが良いですね。1Passwordは14日間無償トライアルがあります。
🥉3. RoboForm:LastPassよりフォームの自動入力が優秀
RoboFormは私が試したパスワードマネージャーの中でフォームの自動入力が一番得意なサービスです。LastPassもきちんとログイン情報を自動入力できますが、RoboFormなら運転免許証や保険などの複雑なフォームも自動入力できます。
また、RoboFormは以下の通り、標準的なパスワード管理機能も提供しています。
- 2要素認証
- パスワードの共有
- パスワード審査
- 緊急アクセス
これらの機能はすべて使いやすく設計されていますが、LastPassより便利とは言い切れません。
RoboFormではお気に入りを安全に保存できます。この機能を提供しているのはRoboFormとSticky Passwordだけですから、かなりユニークですね。この機能を使えば1つの端末に保存したお気に入りをRoboFormが他の端末でも同期してくれますから、モバイルでもパソコンでもお気に入りのサイトに素早くアクセスできます。
さらに、RoboFormはLastPassなど他社サービスよりかなり安いのも魅力的です。RoboFormの無料プランでは1台の端末でいくつでもパスワードを保存でき、RoboFormエブリウェアプランではRoboFormの全機能を利用でき、端末数に制限はありません。RoboFormエブリウェアファミリーだと5人のユーザーがサービスを利用できます。
まとめ:
RoboFormはフォームの自動入力が最大の強みです。LastPassだけでなくこの記事でご紹介しているほかのサービスより断然優れています。RoboFormは2段階認証、パスワードの共有やセキュリティ審査など、パスワードを管理するのに必要不可欠な機能をすべて提供しており、緊急アクセスやお気に入りの保存などの追加機能もあります。RoboFormはLastPassよりは機能が少ないですが、便利でLastPassよりかなり安いのが嬉しいですね。
4. NordPass:直感的に使いやすく、便利なセキュリティ機能も
NordPassはLastPassよりシンプルで直感的に使いこなせるのが特徴です。LastPassほど機能は多くありませんが、使いやすいデザインとなっています(残念ながら英語のみのサービスなので日本語では表示できません)。インストールしたら後はおまかせ!と言えるほど使いやすいサービスが欲しい方はNordPassが最適です。
NordPassはミニマリストなデザインですが、セキュリティも妥協していません。実はNordPassは業界で一番高度な暗号化アルゴリズムを採用しているほどです。LastPassなどのパスワードマネージャーはAES 256ビット暗号化を使用しているのですが、NordPassは業界最高水準のXChaCha20暗号化を導入しています。Googleなどのハイテク企業と同じ暗号化です。
また、NordPassでもパスワードを共有したり強度を審査したり、ダークウェブのモニタリングや緊急連絡先の設定などができます。これらの機能はLastPassと同レベルの質です。
また、NordPassはLastPassより安いのも嬉しいポイントです。ただし他社サービスとは違い、使用できる端末数に制限があり、同時に複数の端末では使用できません。NordPassプレミアムプランでは最大6台の端末でいくつでもパスワードを保存できるのですが、6台以上でログインすると、1つ以上の端末でログアウトしてしまいます。NordPassのファミリープランも同じで、最大6人のユーザーがライセンスを使えます。
まとめ:
NordPassはLastPassより効率的に使えるように設計されています。NordPassはナビゲーションしやすく、機能は思った通りの場所にあり、使いやすいでしょう。LastPassほど機能は多くありませんが、Googleが使用しているのと同じ高度なXChaCha20暗号化を使用しています。NordPassはLastPassより安く、30日返金保証付きです。
5. Bitwarden:より良い無料プラン
Bitwardenは業界で最も充実した無料プランを提供しています。LastPassの無料プランではモバイルかパソコンのいずれかを選ばなければなりませんが、Bitwardenはパスワードの保存件数が無制限で、モバイル・パソコン間で何台でも利用できます。
それ以外はBitwardenの無料版とLastPassの無料版はほぼ同じです。どちらもGoogle AuthenticatorやAuthyなどの認証アプリで2段階認証に対応していますし、1対1でパスワードを共有できます。さらに、Bitwardenの無料版ではローカル端末にデータを保存するか、Bitwardenのサーバーに保存するか選べますが、LastPassではローカル端末には保存できません。一方、LastPassの無料版にはTOTP(タイムベースのワンタイムパスワード)の生成ツールがあるのに対して、Bitwardenは有料プランでしかこの機能を使えません。
Bitwardenのプレミアムプランはコストパフォーマンスが抜群です。業界で一番安いパスワードマネージャーの1つで、パスワードボルトの審査、データ漏えいの監視、暗号化されたストレージなども利用できます。複数のユーザーと安全にパスワードを共有したい場合はBitwardenの家族プランをご検討ください。
まとめ:
Bitwardenの無料プランはLastPassの無料プランよりおすすめです。Bitwardenの無料版では端末数とパスワードの保存件数が無制限ですが、LastPassの無料版ではモバイルまたはパソコンのいずれかでしかデータを同期できません。Bitwardenのプレミアムプランだと、パスワードボルトのセキュリティ審査、データ漏えいのスキャン、暗号化されたストレージも利用でき、かなり安いのも魅力的です。
ランクインしなかったトップブランド:
- Keeper
Keeperは優秀なパスワードマネージャーで、高度なセキュリティ機能が満載です。暗号化されたメッセンジャーアプリもあり、WhatsAppなどの大手メッセージアプリより安全で機能的です。しかしKeeperはLastPassより少し使いにくく、コストも高めです。 - Sticky Password
Sticky Passwordも良質なパスワードマネージャーですが、LastPassより優れているとは言えません。Sticky Passwordのインターフェースは時代遅れの印象です。日本語に対応していますが、LastPassより機能が少なく、ダークウェブのモニタリング、緊急アクセス、安全なストレージなどは利用できません。 - RememBear
RememBearはミニマリストなデザインで使いやすいパスワードマネージャーです。かわいいクマのアニメーションが登場します。しかし、LastPassは他社サービスほど良質とは言えません。
2021年にLastPassの代わりにおすすめのパスワードマネージャー トップ5
LastPassと他のパスワードマネージャーに関してよくある質問
LastPassより安全なパスワードマネージャーは?
LastPassの代わりにおすすめのパスワードマネージャーはLastPassと同様、とても安全です。
しかし、LastPassでは使えない追加機能があるサービスもいくつかあります。DashlaneはVPN(仮想プライベートネットワーク)があり、RoboFormはお気に入りを安全に保存でき、NordPassは高度な暗号化を採用しており、1PasswordとBitwardenはどちらもローカルでデータを同期できます。
ローカルでデータを保存できるパスワードマネージャーは?
1PasswordとBitwardenはローカルでデータを保存できるので、クラウドではなくローカルWi-Fiネットワークでデータを同期できます。
一方、LastPassはユーザーのパスワードをクラウドに保存しており、ローカル端末にデータを保存することはできません。
LastPassの無料版は使う価値がありますか?
場合によります。LastPassの無料版ではモバイルまたはパソコンのいずれかでしかLastPassを利用できませんから、モバイルからパソコンへ、パソコンからモバイルへデータを同期したい場合は有料プランにアップグレードする必要があります。
モバイルとタブレットだけ、またはパソコンだけでLastPassを使用する予定なら無料版で問題ないでしょう。また、パスワードマネージャーの無料プランの多くは1台でしか使用できませんから、LastPassは現在も最高の無料パスワードマネージャーの1つだと言えます。さらに、LastPassの無料プランはパスワードの保存件数が無制限で、1対1でパスワードを共有でき、認証アプリを使った2段階認証に対応していて、独自のTOTP生成ツールも利用できます。
一方、LastPassのプレミアムプランは業界最高のパスワードマネージャーの1つです。パスワードの強度審査、ダークウェブのモニタリング、緊急アクセス、複数のアカウントの復元オプション、自動パスワード変更機能など、追加機能が満載です。
LastPassのプレミアムプランにアップグレードしたくない、LastPassの代わりにおすすめの有料パスワードマネージャーに乗り換えたくないという場合はBitwardenの無料版がおすすめです。パスワードの保存件数、端末数が無制限ですし、1対1でパスワードを共有でき、認証アプリで2段階認証を使用でき、ローカル端末またはBitwardenのサーバーにデータを保存するか選べます。
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